「てんびんの詩」から、学んだ、手法と哲学の違い
皆さん、こんにちは、こんばんわ。
His First Japan 合同会社 代表社員の字引淳です。
前回の記事から自分なりの発見と感想を書いておきます。
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私は、仕事柄、会社員時代から経営学の本などを読んで、「仕事をとる、する、継続する」に対してヒントがないかと勉強をしてきました。
孫正義の本、飯田亮の本、ビルウィルソン牧師の本、新刊、旧刊、結構読みました。
ライトなMBA講習も受講したり、他の人が同様の講習を受けた時けば、その人のテキストを教えてもらい、自分でも購入し、学んできました。
その中で、リーンキャンバス、リーンスタートアップなどのビジネスモデル開発手法を知り、会社員の頃から個人的に実際に運用してきました。
これは、なかなか成功したものだと思いますが、同時にこれは手法でしかなく、「なぜこうするのだろう?」という、根本的な疑問を解決するものではありません。
日本、アメリカ、中国、ヨーロッパ各国、商売に関する方法は様々ありますが、その中の一つに過ぎないということです。
技は、基本となる考え方が異なれば仲間にもなれば敵にもなります。
私は、鹿児島の古武術、野太刀自顕流 兵法会で武蔵常盤道場の道場主もさせていただいております。
基本的な考えとして、武術の技は、用いる人や集団の意思によって、暴力にもなるし、国を守る剣ともなり得ます。だからこそ、きちんとした考え方をお持ちの方にしかお伝えをしたくないと考えます。
それと一緒で、リーンスタートアップも所詮手法でしかなく、それを利用する人の考え方が大きく影響します。
私は、その商売に関する基本的な考えについては、家伝のものはないので、外注して学ぶしかありません。
「「てんびんの詩」で語られていることは、所詮、綺麗事だ!」という様にしか受け取れない残念な人も世の中にはいると思いますが、
私にとっては、技を活かすのはベースとなる人間性、お客さんとの信頼関係であるという、一番基本的なことを教えていただきました。
たまたま、運よく「てんびんの詩」を視聴する機会を得ることが出来たことは、何よりも素晴らしいことだと思い、神様に感謝するばかりです。