塾はZoomで授業。公立学校は、10分程度の動画教材をいくつか公開。
皆さん、こんにちは、こんばんわ。
His First Japan 合同会社 代表社員の字引淳です。
テレワークだけでなく、民間の塾がテレビ電話を利用した授業を配信して、生配信の通信教育を実践し始めました。
これには、新しい通信教育の姿がみえましたね。
新しいということをいうのは、古い通信教育はどうだったかというと、
Javaの資格(JSCP、WC)を取得するために通った教室は、通学でいつでも来てもいい映像教材と紙の教材を活用した教室でした。
教室からトレーナーに対して質問はテレビ電話で、リモートデスクトップなどを利用して、教わっていたことを考えると、スクール型の通信教育だったと、いまさらながら思います。
私が二回目の大学は無事資格を取得し、システムエンジニアになってから仕事と並行で通信教育課程にて卒業しました。
授業は、ペライチA4の紙と教科書。「教科書を読んで、指定したテーマで小論文を書きなさい。」から、「何年前かわからない動画教材を見て、試験とレポート。」
中には、最近は、オープンでも珍しくなくなった、Webの開発環境を、学校が開発して、C言語などの実行環境で授業を行っていました。
といったような、人的リソースを最低限にした授業形態の通信教育。
こういう通信教育だと、確かに、学校が副業的に提供する通信課程としては十分だと思います。ですが、通学と比べ通信課程はメリットは多いのですが、格下扱いされてしまうんですよね。
最近の塾が、テレビ電話で授業をするというのは、本当に素晴らしいですね。
人的リソースはかかりますが、教室環境を自分の机に移行する。
この通信教育は、公立学校にも見習ってほしいですね。
先日、板橋区から子供のためのICT通信教材を提供しました。という通知があり、その教材を見たところ、10分程度の教材。
正直、期待をしていませんでした。
今は、テレビ電話をできるサービスが様々あり、リアルタイムで、顔を見ながら授業することは、可能なのです。
小学校で45分の授業で10分弱の教材が1つか2つあったところで、全国民配布の布マスクより意味のないものですね。
民間の塾のほうが、常に競争にさらされているので、危機管理に対しての対応がしっかりしてますね。
コロナ以降では、公立学校でもグループ通話学習の通信教育が行えるようになってくれることを期待しています。