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武蔵常盤株式会社のブログです。

AIに手を出してみる。TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 7

皆さん、こんにちは、こんばんわ。

His First Japan 合同会社 代表社員の字引淳です。

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前回は、「数式よりも、コードを勉強すればわかるよ。」という、ことを書きました。

TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 ~畳み込みニューラルネットワーク徹底解説~

TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 ~畳み込みニューラルネットワーク徹底解説~

 

 今回は、「この本のChapter03-1に書かれていることをまとめました。」ということを書きます。

 この本は、なかなか文字が多い初級書なので、一回読んだだけでは、何をしたらいいのかに迷うのが難点だ。

「はじめに、このサンプルでは、隠れ層の数と、学習率、最適化処理の回数を調整して、分類結果がどのように変わるのかを見てみましょう。」と記載があると、何をしたいのか一目瞭然になります。

しかし、このように書くと、熟読して理解するよりも手だけ動かす本になってしまうので、何回も繰り返して読んで、何をしたいのかを理解した上で隠れ層の数と、学習率、最適化処理の回数を変更してみたほうがとても勉強になる。

プログラムは、それをしてもらうだけのサンプル。

本当に、この作者は綺麗にまとめてわかりやすく構成している。※数式の意味は、今の所飛ばしているが・・・

いつものように、本章のまとめです。

 内容的には、Chapter02-1の拡張でした。

参照:

AIに手を出してみる。TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 4 - His 1st Japan.LLC Blog

 

拡張内容としては、単層のニューラルネットワークになっています。

少しずつ各サンプルごとのつながりが見えてきますね。

この作者のまとめ方はとても秀逸。

本当に頭が下がります。

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 隠れ層の数と、学習率、最適化処理の回数を調整して、分類結果がどのように変わるのかをいくつか試してみました。

まとめ方が決まると、本を読んでいてもノイズが消えるので、作者の意図が見えてくる。

本当に面白いですね。